首都高速を時速144キロで走行した罪に問われた、ピアニストの反田恭平被告(32)。29日、判決が言い渡された後、裁判官が反田被告に語り掛けたことは。

■反田恭平被告に語り掛けたこと

裁判官 「被告人を拘禁刑3カ月、執行猶予2年に処する」

 有罪判決を言い渡されたのは、世界で活躍するピアニスト・反田被告です。

 トレードマークはオールバックと後ろで結んだ髪型、“サムライ”の愛称でも知られます。29日もその姿で出廷しました。

 反田被告は4歳でピアノを始め、27歳で迎えた「ショパン国際ピアノコンクール」では、日本人過去最高の2位に入賞という偉業を成し遂げました。

 その世界的なピアニストに有罪判決が言い渡された理由は「スピード違反」です。

 反田被告は去年12月、目黒区の首都高を運転中、制限速度を84キロも上回る時速144キロで走行したとして、道路交通法違反の罪で起訴されました。

反田被告 「とても猛省しております。これから長い年月かかりますけれども、皆様に感謝して生きていきたいと思っております」

 反田被告は今後、自動車の運転はしない代わりに、タクシー会社と契約して運転手を派遣してもらうとしています。

裁判官 「今回は幸い重大な事故になりませんでしたが、危険な犯行ですから真摯に受け止めてもらいたいと思います」

 最後に優しく語り掛けた裁判官にゆっくりとうなずき法廷をあとにした反田被告。直筆のサインを添えたコメントを出しました。

判決後のコメント 反田被告 「二度とこのような過ちを起こさぬよう、社会的責任を自覚した行動を徹底するとともに地道に音楽活動に打ち込み、精一杯の演奏をお届けさせていただきたいと考えております」