宮城県が進める病院再編構想に関連する予算案が、13日の県議会本会議で賛成多数で可決成立しました。

 13日に最終日を迎えた県議会2月定例会で新年度当初予算案が採決され、賛成多数で可決成立しました。

 予算案には、県が再編構想を掲げた仙台市太白区の仙台赤十字病院と名取市の県立がんセンターを統合した新病院の整備費の一部に当たる約26億円を基金に積み立てる内容が含まれています。

 なお、付帯意見として「県として関係者への丁寧な説明に努めること」「がんの医療機能が将来にわたって維持されるよう県が責任を持って協議に当たること」が付け加えられました。