宮城県で今シーズン5回目の稲の生育調査が行われました。生育は順調で、幼い穂=幼穂も確認されました。
調査は宮城県28カ所の水田で行われ、このうち大崎市田尻のひとめぼれの水田でも草丈や葉の数などを調べました。
このほ場では草丈が76.2センチ、葉の数が10.6枚、1平方メートル当たりの茎の数が597.3本と6月から気温が高い日が続いたことから順調に生育しているということです。
また、茎の中に6ミリから7ミリほどの幼穂が確認されました。
美里農業改良普及センター酒井球絵技術主任主査「出穂の前後につきましては稲の穂が水を必要としますので、水を切らさず入れすぎず、数日おきに水を入れるような管理をしていただければと思います」
宮城県では、適切な追肥と水管理の徹底を呼び掛けています。