国賓としてモンゴルを訪問中の天皇陛下は日本式の教育を取り入れた学校を訪問し、生徒や卒業生らと懇談されました。

 天皇陛下は10日午前10時半ごろ、日本に留学していたモンゴル人らで設立された私立の一貫校を視察されました。

 日本語教室ではキノコ学者になり、「モンゴルとキノコ」という本を出版したいと話した高校生に、陛下は「キノコの区別は難しいじゃないですか」などと質問されました。

 また、「高い志と日本語に取り組んでいることを、とても頼もしく思いました。お体に気を付けて勉強を続けて下さい」などと声を掛けられました。

 その後、卒業生らと懇談し、「生徒さんがモンゴルと日本の架け橋になっていることをうれしく思います」などと感想を述べられました。