国土交通省は、2024年度に行った国道の路面の下の空洞について調査結果を発表しました。空洞は4739カ所あり、このうち119カ所で陥没の可能性が高かったとしました。

 国土交通省によりますと、去年4月から今年3月までの間に国土交通省が所管する全国の国道およそ3000キロの路面の下を調べたところ、4739カ所で空洞が見つかりました。

 そのうち、2%にあたる119カ所で陥没の可能性が高いと考えられるとしました。

 この119カ所はすでに修繕工事が進められていて、118カ所では工事が完了していて、残りの1カ所も今月末には終わる見込みだということです。

 国土交通省は、今年1月に埼玉県八潮市で1人が死亡した道路陥没事故を踏まえて、陥没の可能性がある道路の修繕を急いでいます。