ウクライナの首都キーウにロシア軍の大規模なミサイル攻撃があり、子どもを含む少なくとも14人が死亡しました。EU(ヨーロッパ連合)代表部の事務所にも被害がありました。

 ウクライナ当局によりますと、27日夜から28日にかけてウクライナの各都市にロシア軍の弾道ミサイルとドローンによる大規模な攻撃がありました。

 首都キーウではアパートに直撃するなどの被害があり、少なくとも子ども3人を含む14人が死亡、48人がけがをしています。

 また、EU代表部の事務所も被害を受けたということです。

 ゼレンスキー大統領は「この攻撃は停戦を求めてきた世界の人たちに対する明確な回答だ。ロシアは交渉ではなく、ミサイルを選んだ」「中国やハンガリーが反応を示すことを期待している」とSNSに投稿しました。