イスラエル軍は制圧を目指すとしているパレスチナ自治区のガザ市について「戦闘地域」と宣言し、支援物資の搬入のために攻撃を停止していた措置を終了すると明らかにしました。
イスラエル軍の報道官は29日、ガザ地区の北部にあるガザ市で初期段階の作戦を開始したと明らかにし、「ガザ市は危険な戦闘地域だ」と宣言しました。
そのうえで、ガザ市へ支援物資を搬入しやすくするために実施していた一時的な攻撃の停止措置を29日で終了すると明らかにしました。
国連はガザ市やその周辺の食料不足の状況について、5段階の基準のうち最も深刻な「飢饉(ききん)」の発生を認定していますが、さらなる悪化が懸念されます。
また、イスラエル軍は29日、イスラム組織ハマスによってとらわれていた2人の人質の遺体を発見し、収容したと発表しました。
ネタニヤフ首相は声明で「すべての人質を故郷に帰還させるまで、我々は休むことも沈黙することもない」と述べています。