タイの憲法裁判所はカンボジアとの国境問題の対応に倫理基準違反があったとして、ぺートンタン首相の解職を命じました。

首相を解職されたペートンタン氏 「私は一貫してこの国のためを思っていると主張してきました。これからは、新しい政府の皆様がタイを支えることを心から応援します」

 ペートンタン氏を巡っては、国境問題で対立するカンボジアのフン・セン前首相との電話でタイ軍を批判した際の音声が流出し、先月から首相の職務を一時停止されていました。

 憲法裁判所は29日、ペートンタン首相の対応は「国内政治の脆弱(ぜいじゃく)性を露呈した」と指摘し、憲法が定めた倫理基準に違反するとして解職を命じました。

 即日の失職となりました。

 前の首相も憲法裁から解職を命じられていて、タイ政治は混乱を深めています。