EU(ヨーロッパ連合)の外相にあたるカラス氏が「ロシアは平和を望んでいない」とし、ロシア産エネルギーや制裁逃れを助ける第三国への措置を検討していると明かしました。
EU外交安全保障上級代表 カラス氏 「(ロシアの)プーチン氏は平和へのあらゆる取り組みをただ嘲笑しているにすぎない。私たちがしなければならないのは、ロシアへの圧力を強めることだ」
EUの外相にあたるカラス外交安全保障上級代表が29日、デンマーク・コペンハーゲンで行われたEU国防相会合の前に取材に応じ、「攻撃を続けるロシアは平和を望んでおらず、圧力を掛けることが唯一有効な手段だ」と主張しました。
そのうえで、ロシア産のエネルギーや金融業界などへの追加制裁や制裁逃れを助ける第三国への制裁をEUが検討していると明かしました。
EU国防相会合では弾薬や防空体制の提供など、ウクライナへの軍事支援強化が主な議題となりました。
会合後、カラス氏はこれまで、ウクライナ国外で実施してきたEU軍によるウクライナ兵の軍事訓練を和平合意後に国内で実施することについて加盟国で幅広い支持が得られたと表明しました。