弾道ミサイルが発射されたという想定で、仙台市若林区の小学校で避難訓練が行われました。小学校での弾道ミサイル避難訓練は、宮城県では初めてです。

 大和小学校での国や県、仙台市による避難訓練は、海外から弾道ミサイルが発射され国内に飛来する可能性があるとの想定で行われました。

 「ただ今ミサイル発射情報が発表されました。教室の窓、カーテンを閉め窓から離れて机の下に潜りなさい」

 訓練では児童らが校庭など屋外にいた場合は速やかに屋内に避難し、校舎の中など屋内にいた場合は窓から離れるなど、避難の動きを確認しました。

 新田智紀記者「ミサイル発射のメールを受けて、児童たちは安全確保のため机の下に潜り込んでいます」

 弾道ミサイル発射のJアラートが出た際には、内閣官房の担当者はガラスに近付かないことを。県の担当者は頑丈な建物や地下に逃げ込むことなどをそれぞれ呼び掛けました。 

 児童「手順が良く理解できたので、もしもの時も落ち着いて避難できるかなと思いました。窓から離れることを徹底して意識してやりたいと思う」」