半導体の受託生産で世界最大手の台湾TSMCが15日に今年7月から9月期の決算を発表しました。
AI(人工知能)向けの需要が引き続き拡大し、純利益は前年同期比で7割近い伸びとなりました。
TSMCは最先端技術を駆使し、AIに必要な半導体などを生産してますが、世界で拡大を続ける需要に生産能力が追い付かない状態だといいます。
7月から9月期の売上高は1兆4942億台湾ドル(約7兆3000億円)で、前年同期比で50.9%の増加でした。
純利益は7630億台湾ドル(約3兆7000億円)で、68.7%の増加でした。
いずれも四半期でみて過去最高を更新しました。
TSMCのCEOは15日の説明会で「AI市場は引き続き非常に強い」と指摘したうえで、生成AIの普及などにより、最先端半導体への需要は今後も拡大するとの見通しを示しました。
また、建設中の熊本第2工場では当初の計画通り、3ナノメートルの半導体を製造する準備を進めていて、2028年から量産を開始すると説明しました。