春季キャンプ中の楽天イーグルスは、6日から第2クールが始まりました。今江監督が進化が見えると太鼓判を押す選手に注目しました。

 守備練習中に大きな声を出して盛り上げているのは、9年目29歳の茂木栄五郎です。2年目の2017年には打率チームトップの2割9分6厘で主力として活躍しました。

 しかしここ数年は成績が低迷し、2023年は1軍出場わずか8試合で、自己ワーストの成績に終わりました。

 茂木栄五郎選手「最後にチームが2位になるか4位になるかというところで戦力にすらなれなかった。本当に悔しい」

 浅村がセカンドからサードにコンバートするため、茂木が空いたセカンドに挑戦することになりました。

 茂木栄五郎選手「短い距離のスロー、前に出ながらのスロー、サードやショートでは無いような動きが多くそこが難しいところ」

 守備では苦労していますが、持ち味の打撃では好調をキープしています。

 6日のシートバッティングでは2打数2安打、フェンス直撃の2ベースを放ちました。

 今江監督からは、昔のいい時の感じと進化したものが見えると第1クールのMVPに挙げられた茂木は、泥だらけになって再起を目指します。

 茂木栄五郎選手「うれしいという気持ちと、まだ4日なのでこれを継続してシーズン中もアピールできれば。もう一度レギュラーをとって143試合試合に出ることです」