ビール類の今年上半期の販売実績は4月に各社が実施した値上げの影響を受け、去年を下回りました。

 アサヒビール、キリンビール、サントリー、サッポロビールの4社は、今年1月から6月の累計の販売実績を公表しました。

 各社が推計する市場全体のビール類の販売数量は前の年の同じ時期に比べて4%下回りました。

 物価高による節約志向が続くなか、4月に各社が一斉に値上げしたことが影響し、販売が伸び悩みました。

 ビール類の販売実績をメーカー別に見ると、金額ベースで公表しているアサヒがマイナス2%、キリンがマイナス3%で、数量ベースで公表しているサントリーは横ばい、サッポロがマイナス2%でした。