景品付きのマクドナルドのセットメニューが転売目的の客によって大量に購入され捨てられていた問題で、消費者庁の堀井長官は日本マクドナルドに対して販売方法の改善などを要望したと明らかにしました。

 マクドナルドの「ハッピーセット」を巡っては、景品のおもちゃやカードの転売を目的に一部の客が大量に購入し、食べずに捨てていたことが分かっています。

 堀井長官は「消費者庁として強く問題意識を持っている」と述べ、20日に日本マクドナルドに対して食品ロスにつながらないよう、販売方法の改善や再発防止策を講じるように要望したと明らかにしました。

 日本マクドナルドは「販売方法・対策について継続的に見直し、改善を図っていく」としていて、29日から予定していたキャンペーンを見送ると明らかにしています。