韓国の金融機関を狙ったハッキングが相次ぐなか、北朝鮮のIPアドレスからの不正アクセスがおよそ440万件検知されたことが明らかになりました。

 連合ニュースなどによりますと、21日午前3時ごろから韓国の金融機関に対しシステムの脆弱(ぜいじゃく)性などを探るアクセスが相次ぎました。

 このうち、北朝鮮に割り当てられたIPアドレスからの不正アクセスがおよそ440万件検知されたということです。

 ただ、IPアドレスは偽装や迂回(うかい)が可能で、金融当局は北朝鮮のハッカーによる攻撃とまでは断定できないとしています。

 また、現時点で被害は確認されていないということです。

 韓国では証券会社や資産運用会社などを狙ったハッキング被害や情報流出が相次いでいて、金融委員会は28日、緊急の点検会議を開き、原因究明と利用者の保護措置などを話し合いました。

 大統領府の国家安保室も金融機関のセキュリティー強化などを議論したということです。