宮城県塩釜市の60代男性が、SNS上で投資アドバイザーを装った人物に現金約6400万円をだまし取られる詐欺事件がありました。

 警察によりますと2024年11月下旬ごろ、塩釜市の60代男性がインターネット上で投資の広告にアクセスしたところ、投資アドバイザーを名乗る人物から投資を勧められ、投資専用のSNSグループに招待されました。

 男性はその後、投資アドバイザーを名乗る人物の指示で投資用のアプリをダウンロードし、2025年1月中旬から3月下旬までの間に指定された口座に投資名目で19回にわたって現金約6400万円を振り込みました。

 男性から依頼を受けた親族が金融機関で取引しようとしたところ、金融機関の職員が高額の取引を不審に思い被害が発覚したということです。

 警察は、SNSを利用した投資詐欺事件として捜査を進めています。