立憲民主党は全国幹事長会議を開き、参議院選挙の総括案を示しました。出席者からは「厳しい総括をすべきだ」などの意見が上がり、今後、執行部の刷新が焦点となります。

立憲民主党 野田代表 「惜敗された皆さんの様々な声などを集めて、総括案を作らせていただきました。きょうは、より突っ込んだ総括をしていただければと思います」

 会議には野田代表ら幹部と全国の選挙責任者が参加しました。

 総括案には「与党の受け皿としての評価を受けられなかった」などと盛り込んだものの執行部の人事刷新について直接言及していません。

 会議では出席者から「厳しい総括をすべき」といった声のほか、「人事の刷新はあるのか」という質問が上がりました。

 野田代表は「党の組織の在り方を改革していくことが大事なので、しっかりやっていきます」と述べるにとどめました。

 立憲は22日に両院議員懇談会を開き、党所属の国会議員に総括案を示したうえで意見を聴取します。

 早ければ26日にも総括を正式決定する予定ですが、執行部への責任論が噴出するかどうかが焦点です。